手術・化学療法は連携施設へ御紹介
乳がんに対する治療に化学療法・手術・放射線治療がありますが、これらは当院では行いません。当院で乳がんと診断された方は連携施設へ御紹介し、化学療法・手術・放射線治療をお受けいただきます。紹介先の病院で全身に対する精密検査を実施したのち、治療が始まりますので化学療法・手術・放射線治療をどのように行うか、そして省略するかは紹介先の医師と十分にご相談いただきお決めください。
連携施設での治療が終わった後、術後の経過観察やホルモン療法は当院で担当させていただきます。
術後の経過観察は3か月ごとの採血と処方(ホルモン療法のある方)、注射(閉経前の方に行うLH-RHアゴニスト(ゾラデックス、リュープリン)等)、半年ごとの乳房超音波検査、1年ごとのマンモグラフィとなります。術後の経過観察の目的は局所再発や新しい乳がんの早期発見です。遠隔臓器(肺、肝臓、骨、脳等)への転移再発を見つけることではありません。
連携施設
- 兵庫県立加古川医療センター
- 加古川中央市民病院
- 兵庫県立がんセンター(明石市)
- 姫路赤十字病院(姫路市)
- 神鋼記念病院(神戸市)
- 神戸大学医学部附属病院(神戸市)
その他、ご希望の病院にご紹介することは可能ですが、居住地から通院がしにくいような遠方の病院に行かれることはお勧めしません。