乳がん個別検診をお受けになる皆様にお願い申し上げます。マンモグラフィをお受けになる日に4週間後の結果説明のご予約をお取りしますので、結果説明の日時をあらかじめご検討いただいた上で乳がん個別検診をお受けください(4週間前後で結果説明日をご予定ください)。結果説明を受けるかどうかは受診者の任意ではありません。行政の補助が出ている検診事業ですので結果説明をお聞きになることは必須事項です。
これまで加古川総合保健センターでしか乳がん検診(集団検診)が受けられず、それなのに加古川総合保健センターはこなせる検査件数が非常に限られており対象となる方の約8割が乳がん検診がお受けになれない状況が約10年続いており、進行乳癌だらけの街になっていました。しかし、令和3年度から40歳〜50歳の方が精度管理が出来ている各検診施設(ゆあさ乳腺クリニック、コスモクリニック、兵庫県立加古川医療センター、加古川中央市民病院)の4箇所でお受けになれるようになったことは画期的、革命的なことです。この乳がん個別検診を皆様がお受けになることで進行乳がんだらけの街がより良い街(早期で乳がんが発見できる=ほとんどの方が治癒する)になることは間違いありません。
”もし私が万が一、乳がんだったら” とおっしゃった方がいましたが、、、
乳がんになる可能性は万が一ではありません。
9分の1です。
乳がん個別検診をお受けになる方にお伝えします。
乳がん個別検診(マンモグラフィ)をお受けになった日から約4週後に結果説明を当院にて実施することが自治体との契約によって求められています。各検診施設で実施されたマンモグラフィは加古川医師会に集められ、他施設のマンモグラフィ読影医が2次読影を行い(必要であれば3人目の読影医が3次読影を行う)その結果が各検診施設に戻されたのち、検診受診者に結果説明されます。これは精度管理の観点から私が強く要望したことでもあります。各施設の検診マンモグラフィの撮影能力(診療放射線技師の技量)、読影精度(読影医の読影能力)をお互いに精度管理しあうことが重要であり健全であるからです。
長文になりますが、乳がん診療に全力を尽くして来た立場から申し上げます。マンモグラフィだけでは見つけられない乳がんが少数ではありますが存在します。すなわちマンモグラフィでは見えないが、エコー(乳房超音波検査)では見える乳がんがあります。
当院では乳がん個別検診をお受けになった方にエコーもお受けになることをお勧めしています。乳房の違和感、痛み、不安等の症状があれば保険診療でエコーをお受けになることができますので、乳がん個別検診の結果説明の日に保険診療でエコーをお受けになることをご提案させていただいております。この提案は多数の方にご歓迎いただき、乳房の違和感、痛み、不安等の症状をお持ちの方の多くが乳がん個別検診の結果説明の日に保険診療でエコーをお受けになっておられます。
これまでの加古川 ”乳がん>どうせ死ぬんやろ>マンモなんか痛いだけやから受けへん方がええで>進行乳がんで次々に乳がん死”
これからの加古川 ”乳がん>早期発見すれば完治する>マンモ受けよう>エコーも大事やで>次々と早期で乳がんを診断>乳がん死がゼロに近づく”
その為には当院で検査をお受けになることを自信を持ってご提案申し上げます。
なぜか?
当院のマンモグラフィは国産の最上位機種(FUJIFILM社製 AMULET Innovality)です。そして、当院でマンモやエコーを行う女性技師は皆、乳がんの診療に精通した精鋭です。
乳がんで死んでも良い女性などこの世に1人もいない。死んでほしくない。ご自分のため、ご家族のため、乳癌を早期発見し治癒してほしい。
その為に存在する ”ゆあさ乳腺クリニック” です。