”COVID-19 ワクチン接種の提供あり” とGoogleでは表示されていますが、当院では提供しておりません。
当院の使命はこのコロナ禍においても高度な精度管理を保った乳がん診療(マンモ・エコー・穿刺吸引細胞診・針生検等)を維持継続することにあります。
「たとえわずかな期間でも検診の遅れは死亡者の増加につながり得る」
「各施設は、パンデミック時に定期的なマンモグラフィ検診を受け損ねた女性に対するスクリーニング検査を優先的に行うべきだ」
3つの乳がんシミュレーション・モデルを用いた解析の結果、COVID-19パンデミックに関連して生じた、乳がんの検診受信者数の減少や診断の遅れ、化学療法の中断により、2030年までに乳がんによる超過死亡者数は2,487人に上ると推定された。その内訳は、検診受診者数の減少に関連した死亡者数が950人、乳がんの症状がある女性の診断の遅れに関連した死亡者数が1,314人、ホルモン受容体陽性の早期乳がん患者に対する化学療法の削減に関連した死亡者数が151人であった。
コロナによる検診控えと乳がん死亡者数の関係、米国での分析結果が発表
当院でも毎日のように乳がんを診断し続けています。
もしこの乳がんの方々が受診をためらい数ヶ月遅れてから受診されていたとしたらと思うと。
このコロナ禍の影響は思わぬところにも出てしまっているのです。
実際、”1年前からしこりに気がついていたけど” とおっしゃっていた方、当院初診時に既に大きな乳がんで腋窩リンパ節(脇のリンパ節)にも転移していました。